賞心悦目
読み方
しょうしん えつもく意味
美しい景色・芸術作品・建築などが、心を楽しませるとともに目を喜ばせること。「賞心」は心を楽しませること、「悦目」は目を喜ばせることをいう。見た目の美しさだけでなく、それによって心が満たされる感覚も表す。由来
中国の歴史書『宋史』の「范鎮伝」に見える「蕩心悦目(心を惑わせ、目を喜ばせる)」に由来するとされる。『宋史』は元代の至正3年(1343年)ごろに編纂された宋代の正史である。日本では「賞心」と「悦目」を組み合わせ、「心を楽しませ、目を喜ばせる」という肯定的な四字熟語として定着した。備考
景色・絵画・工芸品・庭園など、美的な対象に対して用いるやや文語的な表現。日常会話では「目の保養」「眼福」と言い換えることも多い。例文
- 展望台から眺める紅葉の山並みは、まさに賞心悦目の美しさだった。
- 美術館には、賞心悦目の絵画や彫刻が数多く展示されている。
- 庭園の池と季節の花々が調和した景観は、訪れる人に賞心悦目のひとときを与える。
類義語
対義語
- 無味乾燥
- 殺風景