検索

負重致遠

読み方:ふじゅう ちえん

意味

重い荷を背負って遠くまで行くこと。そこから、重大な責任や困難な任務を引き受け、長期にわたる大きな事業・目的を成し遂げることをいう。

由来

中国・戦国時代(紀元前4〜3世紀ごろ)に成立したとされる『墨子』の「親士」篇に見える語に基づく。原文には「良馬難乗、然可以任重致遠(良馬は乗りにくいが、重きを任せて遠きに致すことができる)」とあり、「任重致遠」の形である。日本では「負重致遠」も定着した。

備考

文章語・演説などで、重い責任を担う決意や大事業への取り組みを強調する際に用いる。「任重致遠」ともいう。似た「任重道遠」は、責任が重く道のりが遠い意で、別の四字熟語。

補足

  • 「任重道遠」と混同しやすいが、こちらは「任務が重く、道のりが遠い」という意味の別の四字熟語。
  • 「負重遠致」は語順の誤り(正しくは「負重致遠」)。

例文

  • 国家的な研究計画を担う彼には、負重致遠の覚悟と忍耐が求められる。
  • 長期に及ぶ改革は容易ではないが、負重致遠の精神で一歩ずつ進めるべきだ。
  • 社長は次世代の育成を、会社の将来を左右する負重致遠の仕事だと語った。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字