行儀作法
読み方:ぎょうぎ さほう
意味
日常生活や公の場で守るべき、礼儀・身のこなし・決まりごとの総称。食事、あいさつ、目上の人への接し方などで、相手に失礼を与えないための振る舞いをいう。
由来
「行儀」は本来、仏教で僧侶の日常の行い・立ち居振る舞いを指した語で、中国の仏教語に由来する。「作法」も仏教における儀式や行為の定めを表した語である。日本では中世以降、両語が一般社会の礼法・身だしなみを指す語として定着し、「行儀作法」として並べて用いられるようになった。四字熟語としての正確な成立年は不明。
備考
「行儀作法」は、堅い場面で礼儀やしきたりをまとめていう語である。日常会話では「マナー」「礼儀作法」もよく使う。「作法」は「さほう」と読み、「さくほう」とは読まない。
誤用・混同注意
- 「作法」を「さくほう」と読むのは誤りで、正しくは「さほう」。
- 食事のマナーだけを指す語と誤解されることがあるが、立ち居振る舞い、あいさつ、儀礼上の決まりなども含む。
例文
- 食事の行儀作法は、家庭の中で少しずつ身につけるものだ。
- 来客を迎える前に、基本的な行儀作法を子どもたちに教えた。
- 格式ある式典では、その場にふさわしい行儀作法が求められる。
分類
類義語
- 礼儀作法
- 礼節
- マナー
- エチケット
対義語
- 無作法
- 不作法
- 非礼