衆目一致
読み方
しゅうもく いっち意味
多くの人の見方・判断・評価が同じになること。また、世間一般の人々が同じように認めていること。「誰の目にもそう見える」「大勢の評価が一致している」という意味で用いる。由来
「衆目」は多くの人々の目、または世間の注目を表し、「一致」はぴったり合うことを表す漢語。特定の古典に基づく故事成語ではなく、漢籍由来の語彙を組み合わせた表現と考えられる。成立時期は不詳だが、近代以降の日本語の文章語で用例が見られる。備考
やや硬い文章語。「衆目一致するところ」「衆目一致の見解」の形が多い。日常会話では「皆の意見が一致する」「誰もが認める」のほうが自然。例文
- 彼が次期キャプテンに最もふさわしいことは、部員たちの衆目一致するところだった。
- この研究が分野に大きな影響を与えたことは、専門家の間で衆目一致している。
- 新商品の失敗の原因が宣伝不足にあったことは、社内で衆目一致の見解となった。
- あの選手が今大会の最優秀選手であることは、観客にも記者にも衆目一致していた。
- 計画の見直しが必要だという点では、会議の参加者全員がほぼ衆目一致だった。
類義語
- 満場一致
- 衆口一致
- 異口同音
- 一致団結
- 総意
対義語
- 諸説紛紛
- 百家争鳴
- 意見百出
- 衆議紛紛
- 異論百出