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薫陶成性

読み方:くんとう せいせい

意味

優れた人物、教育、周囲の環境などから長く感化を受けることで、人の性質・品性・人格が徐々に形づくられること。また、そのように人を育ててよい性質を備えさせること。

由来

「薫陶」は、香をたいて香りを物にしみ込ませること(薫)と、粘土をこねて器を作ること(陶)に由来し、人を徐々に感化・教育することのたとえとなった。「成性」は性質・品性ができあがる意である。これらを結んだ語で、四字熟語としての成立時期や、特定の漢籍における初出は明確ではない。

備考

主に教育論や人物評で用いられる硬い書き言葉である。結果としての人格だけでなく、人や環境から徐々に受ける感化の過程も含意する。

別表記

  • 薰陶成性

誤用・混同注意

  • 「訓陶成性」と書くのは誤り。正しくは、香りによる感化を表す「薫陶成性」。
  • 「くんどうせいせい」と読まない。「薫陶」は「くんとう」と読む。
  • 単に厳しくしつける意味ではなく、教育や環境による持続的な感化を表す。

例文

  • 恩師の薫陶成性を受け、彼は誠実な研究者へと成長した。
  • 学校は知識を教えるだけでなく、子どもたちの薫陶成性を支える場でもある。
  • 若い時期の読書や友人関係は、その人の薫陶成性に大きく関わる。

分類

類義語

この四字熟語に使われている漢字