英邁闊達
読み方:えいまい かったつ
意味
才能や知恵が非常に優れ、しかも心が広く、細かいことにこだわらないさま。「英邁」は人並み外れてすぐれた知略・才能、「闊達」は度量が広く、のびのびとしていることを表す。主に人物の性格・気質や指導者としての器量をほめる語。
由来
「英邁」と「闊達」という、ともに漢語の二字熟語を結び付けた表現である。「英邁」は優れた知略・才能、「闊達」は度量が広く小事にこだわらない意。特定の中国古典の一句を直接の典拠とする故事成語ではなく、成立した正確な年代も明らかではない。日本では漢文調・文章語として用いられてきた。
備考
日常会話よりも、人物評・伝記・推薦文などの硬い文章で用いられる褒め言葉。単に頭がよいというだけでなく、度量の大きさも含意する。
誤用・混同注意
- 「英明闊達」は近い意味の別表現であり、「英邁闊達」の誤記・異字表記ではない。
- 「闊達」を「豁達」と書く例があるが、四字熟語としての標準的な表記は「英邁闊達」。
例文
- 彼は英邁闊達な指導者として、異なる意見にも耳を傾けた。
- 新社長には、組織をまとめる英邁闊達な人柄が求められている。
- 評伝には、彼女が英邁闊達で部下から厚く信頼されていたと記されている。
分類
類義語
対義語
- 偏狭固陋
- 狭量小心