花前月下
読み方
かぜん げっか意味
花の咲く前と月の明るく照らす下という、風雅で美しい景色をいう。また、そのような場所で男女が愛情を語り合う、情緒あるひとときや場面を表す。由来
中国・唐代(7~10世紀)の詩人、白居易の詩「老病」にある「若非月下即花前(もし月下にあらずんば、すなわち花前)」に由来するとされる。月の下や花の前で酒宴や遊興を楽しむ風流な生活を詠んだ表現が、のちに「花前月下」という成語として定着した。備考
単に美しい自然の景色を指すほか、恋人同士が親しく語らうロマンチックな場面を表すことが多い、雅語的・文学的な表現である。例文
- 春の夜、二人は花前月下の庭園で静かに将来を語り合った。
- 彼女は花前月下の情景を題材に、恋の詩を書いた。
- 満開の桜と明るい月に包まれた景色は、まさに花前月下と呼ぶにふさわしい。