自己暗示
読み方
じこ あんじ意味
自分で自分に一定の考えや感情、信念を言い聞かせ、それが本当であるかのように心身へ影響を与えること。「できる」と繰り返して自信を高める場合もあれば、「失敗する」と思い込んで不安を強める場合もある。由来
「自己」は自分自身、「暗示」ははっきり命令せずに無意識へ働きかけることを表す。西洋心理学・催眠研究の “autosuggestion” の訳語として、明治末期から大正期(20世紀初頭)ごろ日本で広まったとされる。特定の古典に由来する成語ではなく、近代心理学用語として成立した漢語表現である。備考
心理学・スポーツ・自己啓発の文脈でよく使われる。肯定的にも否定的にも用いられ、単なる精神論や過信を戒める文脈でも使われる。例文
- 試合前に「自分ならできる」と繰り返し唱えて、自己暗示をかけた。
- 彼女は面接で緊張しないように、深呼吸をしながら自己暗示を使った。
- 「どうせ失敗する」という自己暗示が、かえって実力を出せなくしている。
- 毎朝前向きな言葉を口にすることは、よい自己暗示になる場合がある。
- 自己暗示だけに頼らず、十分な準備と練習も忘れてはいけない。
類義語
- 自己催眠
- 自己説得
- オートサジェスチョン
- 思い込み
対義語
- 他者暗示
- 外的暗示