聞鶏起舞
読み方:ぶんけい きぶ
意味
鶏の鳴き声を聞くとすぐに起きて舞う意から、志を抱き、早起きして学問や武芸などの修練に熱心に励むこと。転じて、目標のために人一倍努力を重ねることをいう。
由来
中国・西晋から東晋初期の祖逖(そてき)と劉琨(りゅうこん)の故事に基づく。二人は同じ寝床で寝ていた際、夜半に鶏の鳴き声を聞くと起きて剣舞をし、武芸を磨いたという。唐代の648年ごろに成立した歴史書『晋書』の「祖逖伝」に見える。
備考
日常会話ではあまり用いない文章語で、努力や早起きを勧める文脈、座右の銘などに使われる。「舞」は単なる踊りではなく、剣舞をして武芸を磨くことを指す。
別表記
- 聞雞起舞
補足
- 「聞鶏起武」と書くのは誤り。正しくは「聞鶏起舞」であり、「舞」は剣舞・武芸の修練を表す。
例文
- 祖父は聞鶏起舞の精神で、若い頃から毎朝欠かさず勉強を続けた。
- 資格試験を控えた彼女は、聞鶏起舞を座右の銘として早朝の学習に励んでいる。
- 研究者には、才能だけでなく聞鶏起舞のような不断の努力も必要だ。
分類
類義語
- 刻苦勉励
- 孜孜勉励
- 発憤努力
対義語
- 遊手好閑
- 怠惰