老生常談
読み方
ろうせい じょうだん意味
年老いた学者などがいつも繰り返すような、ありふれて新味のない話や議論のこと。多くは、もっともらしく聞こえるが内容は陳腐で、聞き飽きた決まり文句・常套的な意見だという批判的な意味で用いる。由来
中国の史書『三国志』魏書・管輅伝に見える「此老生之常談(これは老生の常談なり)」に由来するとされる。『三国志』は西晋の陳寿が3世紀末ごろに編纂した書物で、「老いた書生がいつも口にするような話」という意味から、陳腐な議論を指す語になった。備考
やや硬い書き言葉・評論語。人の発言を「老生常談」と評すると、陳腐だと批判する響きが強いので、目上の人に直接使うのは避けたい。例文
- 「努力すれば必ず報われる」という言葉も、状況を見ずに繰り返すだけなら老生常談にすぎない。
- 会議では老生常談ばかりが続き、具体的な改善策は一つも出なかった。
- 彼の講演は経験談としては面白かったが、結論は老生常談の域を出なかった。
- 若手社員は、上司の老生常談を聞き流しながらも、必要な助言だけを拾っていた。
- その社説は正論ではあるものの、読者には老生常談として受け取られた。
類義語
- 陳詞濫調
- 月並み
- 常套句
- 紋切型
- ありふれた話
- 陳腐な議論
対義語
- 新説
- 新機軸
- 斬新奇抜
- 独創的見解
- 一家言