穏健着実
読み方
おんけん ちゃくじつ意味
考え方や行動が極端に走らず穏やかで、しかも一歩一歩確実に物事を進めること。急進的・冒険的な方法を避け、無理なく現実的に成果を積み重ねる態度や方針をいう。由来
「穏健」は考えや行動が穏やかで偏らないこと、「着実」は落ち着いて確実に進むことを表す漢語。この二語を重ねた熟語で、特定の故事や古典に基づく表現ではない。成立時期・初出は不明だが、近代以降、政治・経営・人物評などで用いられるようになったと考えられる。備考
褒め言葉として使われることが多いが、文脈によっては「地味」「大胆さに欠ける」という含みを持つ場合もある。政治・経営・人物評価でよく用いられる。例文
- 新社長は穏健着実な経営方針を掲げ、急な改革よりも体制の立て直しを優先した。
- 彼の穏健着実な仕事ぶりは派手さこそないが、周囲からの信頼は厚い。
- この計画は穏健着実に進めるべきで、短期間で成果を求めすぎてはいけない。
- 穏健着実な交渉姿勢が評価され、双方は大きな対立を避けて合意に至った。
- 若い頃から穏健着実に努力を重ねた結果、彼女は専門家として確かな地位を築いた。
類義語
- 堅実穏当
- 穏当堅実
- 堅実慎重
- 漸進主義
- 着々実行
対義語
- 過激急進
- 軽挙妄動
- 性急軽率
- 急進過激
- 冒険主義