百戦不敗
読み方
ひゃくせん ふはい意味
多くの戦いや勝負を経験しても、一度も負けないこと。転じて、競争・交渉・試験・スポーツなどで、非常に強く、常に勝ち続けるさまをいう。実際の勝敗だけでなく、圧倒的な実力や自信を強調する表現としても使われる。由来
「百戦」は数多くの戦い、「不敗」は敗れないことを表す漢語の組み合わせ。中国古典の兵法思想、とくに『孫子』謀攻篇の「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず」(春秋末期〜戦国初期、紀元前5世紀頃に成立したとされる)と近い発想をもつ。ただし「百戦不敗」という四字熟語そのものの初出・成立時期は不詳で、日本では漢文訓読や武勇・勝負を語る文脈で定着した表現と考えられる。備考
やや硬い表現で、軍事・勝負・競争の文脈に合う。誇張表現としても使われるため、日常会話では「負け知らず」「無敵」のほうが自然な場合が多い。例文
- その将軍は巧みな戦略で知られ、まさに百戦不敗の名将と呼ばれた。
- 彼女はディベート大会で百戦不敗を誇り、どんな相手にも冷静に反論する。
- 老舗企業だからといって百戦不敗ではなく、新しい市場では慎重な判断が必要だ。
- このチームは今季ここまで百戦不敗の勢いで、優勝候補の筆頭に挙げられている。
- 百戦不敗を目指すなら、勝った試合からも必ず課題を見つけて改善しなければならない。
類義語
- 百戦百勝
- 連戦連勝
- 常勝不敗
- 向かうところ敵なし
- 無敵
- 負け知らず
対義語
- 連戦連敗
- 百戦百敗
- 一敗地に塗れる
- 敗軍の将