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百世之師

読み方

ひゃくせい の し

意味

後世の人々が長い年月にわたって手本とし、敬い学ぶべき人物のこと。「百世」は多くの世代・非常に長い時代、「師」は手本となる人をいう。学問・人格・功績などが特にすぐれ、永く模範とされる人物をたたえる表現である。

由来

中国の儒家の古典『孟子』尽心章句下にある「伯夷・柳下恵は百世の師なり」という句に基づく。孟子が、清廉な伯夷と寛容な柳下恵を、百代にわたって人々の模範となる人物として称賛したもの。『孟子』は戦国時代、紀元前4世紀後半から前3世紀頃に成立したとされる。

分類・構成

備考

「百世の師」と、通常は助詞の「の」を入れて用いる。日常会話よりも、人物伝・追悼文・顕彰文などの格調高い文章で使われる。単に有名な人ではなく、長く模範とされる人格者への敬称である。

例文

  • その思想家は、時代を超えて人々に影響を与えた百世の師と評されている。
  • 私たちは、困難な状況でも信念を曲げなかった彼女を百世の師として敬う。
  • 優れた業績だけでなく高潔な人格を備えた人物こそ、後世における百世の師となりうる。

類義語

  • 万世の師
  • 後世の模範
  • 千載の師

対義語

この四字熟語に使われている漢字