白駒過隙
読み方
はっく かげき意味
月日や人生が、ほんの一瞬のように早く過ぎ去ることのたとえ。白い馬が狭いすき間の前をさっと通り過ぎるほど短い時間、という比喩から、時間のはかなさや人生の短さを強調していう。由来
中国古典『荘子』知北遊篇の「人生天地之間、若白駒之過郤、忽然而已」に由来する。「白駒」は白い若馬、「隙」はすき間の意。『荘子』は戦国時代後期から前漢初期頃(紀元前4〜2世紀頃)に成立したとされるが、正確な成立年は不明。備考
文章語・漢語的な表現で、日常会話では「時がたつのは早い」「光陰矢の如し」の方が一般的。人生の短さを述懐する文脈で用いられる。例文
- 卒業してから十年もたったとは、まさに白駒過隙の感がある。
- 子どもの成長を見ていると、白駒過隙という言葉が身にしみる。
- 忙しい日々に追われるうち、白駒過隙のごとく一年が過ぎ去った。
- 白駒過隙、若い時期は二度と戻らないのだから、今を大切にしたい。
- 創業から三十年を振り返ると、苦労も喜びも白駒過隙のように思われる。
類義語
- 光陰如箭
- 烏兎匆匆
- 歳月如流
- 光陰流水
- 光陰矢の如し
- 歳月人を待たず
対義語
- 一日千秋
- 遅々不進
- 遅々として進まず