白紙撤回
読み方:はくし てっかい
意味
いったん決めた計画・方針・提案・合意などを、なかったことにして全面的に取り下げること。「白紙」は何も書かれていない状態を表し、内容を一部修正するのではなく、決定そのものを無効にして最初からやり直すという強い意味を持つ。
由来
「白紙」は文字や内容の書かれていない紙を、「撤回」はいったん示した意見・方針・申し出などを取り下げることを意味する。両語を結んで、計画などを白紙の状態に戻して取り下げる意となった近代以降の日本語表現である。正確な成立年や特定の古典出典は不詳。
備考
単なる変更・修正ではなく、計画や決定をいったん全面的に取り下げる際に用いる。「白紙に戻す」と近いが、「白紙撤回」は撤回する行為をより明確に表す。
補足
- 「白紙撤回」は一部を修正して継続する意味ではなく、原則として計画・方針そのものを全面的に取り下げることを指す。
例文
- 政府は世論の強い反発を受け、新たな制度案を白紙撤回した。
- 会社は採算の見通しが立たないとして、新工場の建設計画を白紙撤回した。
- 重大な欠陥が判明した場合は、契約案を白紙撤回して再検討する必要がある。
分類
類義語
- 全面撤回
- 計画中止
- 取消
- 破棄
- 反故
対義語
- 現状維持
- 方針堅持
- 計画続行