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痛心疾首

読み方

つうしん しっしゅ

意味

ひどく心を痛め、頭が痛むほど深く悲しみ憤ること。重大な失敗・不正・不幸な出来事などに対して、強い嘆きや怒り、悔しさを抱くさまをいう。

由来

中国の史書『春秋左氏伝(左伝)』成公十三年(紀元前578年ごろの記事)に見える「痛心疾首」に由来する。「痛心」は心を痛めること、「疾首」は頭を病む・頭痛がするほど苦しむこと。『左伝』の成立は戦国時代(紀元前4世紀ごろ)とされるが、正確な成立年は不明。

備考

文章語・改まった表現で、日常会話ではあまり使わない。単なる悲しみより、不正や惨事への強い怒り・悔恨を伴う場合に用いられやすい。

例文

  • 相次ぐ汚職の発覚に、国民は痛心疾首の思いで報道を見守った。
  • 長年守ってきた文化財が焼失したことに、関係者は痛心疾首した。
  • 彼は部下の不正を見抜けなかった自分の甘さに痛心疾首している。
  • このような悲惨な事故が繰り返されたことは、痛心疾首に堪えない。
  • 被災地の惨状を目の当たりにし、私たちは痛心疾首の念を禁じ得なかった。

類義語

  • 悲憤慷慨
  • 切歯扼腕
  • 疾首蹙額
  • 憂心忡忡
  • 慷慨悲憤

対義語

  • 歓天喜地
  • 喜色満面
  • 安心立命

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