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甘之如飴

読み方:かんし じょい

意味

苦しいこと、つらいこと、困難なことでも、目的や信念のためなら苦痛と思わず、飴のように喜んで受け入れること。「苦労を苦労と感じないほど進んで取り組む」という積極的な態度を表す。

由来

南宋の儒学者・真徳秀(しんとくしゅう、1178~1235)の文章「送周天驥序」に見える「甘之如飴」に由来するとされる。なお、その発想の背景には、『詩経』大雅・緜の「堇荼如飴(苦い野草さえ飴のようだ)」という表現がある。南宋期、13世紀ごろに定着した語と考えられる。

備考

文章語・格調高い表現であり、日常会話では「苦をいとわない」「喜んで引き受ける」などと言い換えることが多い。単に「甘くておいしい」という意味ではなく、苦難を進んで受け入れる態度をいう。

誤用・混同注意

  • 単に「甘くておいしい」という意味と解するのは不十分で、苦労や困難を進んで受け入れる意味で用いる。
  • 「甘之如怡」と書くのは誤り。正しくは「甘之如飴」。

例文

  • 彼は研究を完成させるためなら、何度も実験をやり直す苦労を甘之如飴として受け入れた。
  • 被災地の復興に役立てるならと、彼女は不便な現地での生活も甘之如飴とした。
  • 選手たちは優勝という目標があるため、厳しい早朝練習さえ甘之如飴と感じている。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字