琴瑟調和
読み方
きんしつ ちょうわ意味
夫婦の仲が非常によく、心が通い合って円満であること。琴と瑟という二つの弦楽器の音が美しく調和するように、男女・夫婦の関係がむつまじく整っているさまをいう。由来
「琴」と「瑟」は古代中国の弦楽器で、合わせて奏でると音がよく調和するとされたことに由来する。根底には『詩経』(成立はおおむね紀元前11〜前6世紀ごろ)に見える、琴瑟を夫婦・家族の和合の比喩とする表現がある。日本で「琴瑟調和」という四字熟語として定着した時期は明確には不明。備考
やや古風・文語的で、日常会話より祝辞、文章、改まった場面で使われやすい。主に夫婦仲をほめる語で、皮肉に使うと不自然になりやすい。例文
- 祖父母は結婚して五十年たつ今も琴瑟調和の暮らしを続けている。
- 互いを尊重し合う二人の姿は、まさに琴瑟調和という言葉にふさわしい。
- 仕事で忙しくても会話の時間を大切にすることが、琴瑟調和の秘訣だ。
- 親戚の集まりでは、琴瑟調和の夫婦として両親がよく手本にされる。
- 新婚の二人には、末永く琴瑟調和の日々を送ってほしい。
類義語
- 夫婦円満
- 琴瑟相和
- 比翼連理
- 偕老同穴
- 夫唱婦随
対義語
- 夫婦不和
- 琴瑟不調
- 家庭不和
- 不仲