王政復古
読み方
おうせい ふっこ意味
いったん失われたり形骸化したりした王・君主による政治体制を、以前のように回復すること。日本史では特に、江戸幕府を廃して天皇中心の新政府を樹立した明治維新期の政治変革を指すことが多い。由来
「王政」は王・君主による政治、「復古」は古い制度や状態に戻すこと。語の成立時期は不詳だが、日本では1867年(慶応3年)12月の「王政復古の大号令」により、徳川幕府の廃止と天皇親政の再興を宣言した歴史語として定着した。備考
日常会話よりも歴史・政治の文脈で用いられる語。日本では明治維新と結びつくことが多いが、外国史の君主制復活にも使える。例文
- 王政復古の大号令は、明治維新の大きな転換点として教科書で扱われる。
- その国では革命後に共和制が敷かれたが、数十年後に王政復古を求める運動が起こった。
- 王政復古によって、幕府を中心とする政治体制は名目上終わりを告げた。
- 彼の論文は、王政復古を単なる復古ではなく近代国家形成の出発点として論じている。
- 歴史ドラマでは、王政復古をめぐる公家や武士たちの駆け引きが描かれていた。
類義語
- 君主政復活
- 王制復古
- 復辟
- 尊王復古
対義語
- 共和制移行
- 王政廃止
- 共和革命
- 廃王立憲