牛角掛書
読み方
ぎゅうかく かしょ意味
わずかな時間も惜しんで学問に励むこと。移動中や仕事の合間でさえ本を読み、勉強を続けるほど熱心であることを表す。苦学・勤勉・向学心の強さをたたえる語。由来
中国の故事に由来する。隋末から唐初にかけての人物・李密が、牛に乗って移動する際、牛の角に『漢書』を掛け、道中も読書していたという逸話による。典拠は北宋時代の歴史書『新唐書』李密伝(1060年成立)などとされる。備考
日常会話ではかなり硬く古風な表現。文章語・講話・教育的文脈で、勤勉な読書や学問への励みを称賛する際に用いられる。例文
- 彼は通学電車の中でも専門書を読み、まさに牛角掛書の姿勢で試験に臨んだ。
- 研究者として成功した背景には、若いころからの牛角掛書の努力があった。
- 昼は働き、夜は資格の勉強を続ける彼女の生活は牛角掛書そのものだ。
- スマートフォンで遊ぶ時間を減らし、牛角掛書の精神で語学学習を続けたい。
- 教授は、才能よりも牛角掛書のような継続的な学びが大切だと語った。
類義語
- 蛍雪之功
- 韋編三絶
- 懸梁刺股
- 昼耕夜誦
- 刻苦勉励
対義語
- 不学無術
- 無為徒食
- 怠惰因循
- 遊惰放逸