活剥生呑
読み方
かっぱく せいどん
意味
生きたまま皮を剥ぎ、生きたままのみ込むこと。転じて、人道をまったく顧みない、きわめて残忍でむごい行為・仕打ちをいう。現代では実際の行為よりも、残虐さを強調する比喩として用いられることが多い。
由来
「活剥」は生きたまま皮を剥ぐこと、「生呑」は生きたままのみ込むことを表す漢語で、その二つを並べて残酷さの極みを表した語である。特定の古典における初出や成立年代は明確ではないが、漢文調の四字熟語として日本語に定着した。
分類・構成
備考
今日では使用頻度が低く、文語的で強い残虐さを帯びる語である。「生呑活剥(せいどんかっぱく)」は、他人の学説・文章などを十分に理解せず取り入れる意で用いられるため、語順・意味を混同しない。
誤用・混同注意
- 「生呑活剥」と語順を入れ替えて混同することがある。ただし「生呑活剥」は通常、他人の説や文章を消化せずに取り入れる意であり、意味が異なる。
例文
- 捕虜を活剥生呑に扱うような行為は、いかなる理由があっても許されない。
- その小説には、戦乱の活剥生呑ともいうべき惨状が描かれている。
- 弱者から財産を奪い尽くすそのやり方は、活剥生呑の仕打ちだと非難された。
類義語
対義語
- 仁愛
- 慈悲善行
- 温厚篤実