洞房花燭
読み方
どうぼうかしょく
意味
新婚夫婦が初めて迎える夜、すなわち結婚の喜びに満ちた夜をいう語です。「洞房」は婚礼用に整えられた新夫婦の部屋、「花燭」は花で飾った婚礼のろうそくを指します。転じて、結婚そのものの晴れやかさを表すこともあります。
由来
中国の詩集『神童詩』にある「久旱逢甘雨、他郷遇故知、洞房花燭夜、金榜題名時(長い日照りに恵みの雨、異郷で旧友に会うこと、新婚の夜、科挙に合格して名を掲げる時)」に由来します。『神童詩』は北宋時代(11世紀ごろ)の汪洙の作と伝えられますが、成立や作者については諸説あります。
備考
中国由来の雅語で、現代の日常会話ではあまり用いません。結婚式の祝辞や漢文・古典文学の文脈で使われます。「華燭の典」は主に結婚式そのものを指し、洞房花燭とは厳密には意味が異なります。
例文
- 二人は多くの祝福に包まれ、洞房花燭の夜を迎えた。
- 古典では、洞房花燭の夜と金榜題名の時は、人生における大きな喜びとして並べられている。
- 祝辞では、これから洞房花燭を迎える新郎新婦の末永い幸福を願った。
類義語
- 新婚の夜
- 結婚初夜
対義語
- 離婚
- 破局