泥塑木彫
読み方
でいそ ぼくちょう意味
泥で作った像や木で彫った像のように、表情や動作に生気がなく、じっとして動かないこと。また、融通がきかず反応の鈍い人のたとえ。多くは、人が無表情・無反応でいるさまをやや批判的にいう。由来
「泥塑」は泥をこねて作った像、「木彫」は木を彫って作った像のこと。もとは中国語の成句「泥塑木雕(木彫)」に由来するとされ、仏像・神像のように動かない姿から、人の無表情・無反応をたとえるようになった。正確な初出年は不詳だが、中国の明代(14〜17世紀)の白話文学などに見える表現とされる。備考
かなり硬く古風な表現で、日常会話ではまれ。人を評する語なので、直接相手に使うと失礼になりやすい。例文
- 突然の発表に、会議室の全員が泥塑木彫のように黙り込んだ。
- 彼は叱られても泥塑木彫として立っているだけで、弁解もしなかった。
- 面接では、泥塑木彫の態度ではなく、自分の考えをはっきり述べることが大切だ。
- 舞台に上がった瞬間、緊張のあまり泥塑木彫のように動けなくなった。
- 部下が提案しても上司は泥塑木彫で、賛成とも反対とも言わなかった。
類義語
- 木偶人形
- 木石漢
- 無為木石
- 呆然自失
- 茫然自失
対義語
- 生気溌剌
- 機敏活発
- 臨機応変
- 当意即妙