毛遂自薦
読み方
もうすい じせん意味
自分で自分を推薦し、能力や適任であることを積極的に申し出ること。依頼や抜擢を待たず、自ら名乗り出て役目・地位・機会を得ようとする場合に用いる。由来
中国・前漢の司馬遷『史記』「平原君虞卿列伝」に由来する。戦国時代の趙で、秦に攻められた際、平原君の食客であった毛遂が自ら楚への使者に加わることを申し出、交渉で功を立てた故事から。出来事は紀元前257年ごろ、記録の成立は紀元前1世紀ごろとされる。備考
積極性を評価する文脈で使われる一方、場面によっては「出しゃばり」と受け取られることもある。故事由来の硬めの表現で、日常会話では「自分から名乗り出る」が自然。例文
- 新規プロジェクトのリーダーに、彼は毛遂自薦で名乗りを上げた。
- 経験は浅いが、やる気を示すために毛遂自薦してプレゼン担当になった。
- 人手不足の部署では、毛遂自薦で動ける人材が特に歓迎される。
- 彼女は海外赴任の候補者として毛遂自薦し、見事に選ばれた。
- 待っているだけでは機会は来ないと思い、私は毛遂自薦で企画書を提出した。
類義語
- 自薦
- 自己推薦
- 自己アピール
- 売り込み
- 立候補
対義語
- 他薦
- 推薦待ち
- 遠慮
- 謙遜