楚々可憐
読み方:そそ かれん
意味
清らかで、飾り気がなく、いじらしいほど愛らしいさま。特に、若い女性・子ども・花などが、派手ではないのに上品で繊細な魅力を持つ様子をいう。「楚々」はすっきりとして清らかなさま、「可憐」は愛らしく守ってあげたくなるようなさま。
由来
中国・南朝宋の劉義慶が編んだ『世説新語』「言語」に見える「松樹子非不楚楚可憐、但永無棟梁用耳」に由来する。「楚楚」は整って鮮やかなさま、「可憐」は愛すべきさまを表す。日本では反復符号を用いて「楚々可憐」と表記する。
備考
主に女性や花などの繊細な美しさをほめる語。古風で文学的な響きがあり、相手によっては外見評価・性別役割的に聞こえるため使用場面に注意。
例文
- 白いワンピースを着た彼女は、まさに楚々可憐という言葉が似合っていた。
- 庭先に咲いた小さな野花は、派手さはないが楚々可憐な美しさを放っている。
- 新人女優の楚々可憐な雰囲気が、作品全体に清潔な印象を与えている。
- 彼は華やかな装いよりも、楚々可憐な着こなしに心を惹かれると言った。
- その少女の楚々可憐な笑顔に、周囲の大人たちは思わず目を細めた。
分類
類義語
- 清楚可憐
- 純真可憐
- 清楚
- 可憐
- しとやか
- 窈窕淑女
対義語
- 粗野無骨
- 野卑粗俗
- 荒々しい
- 無骨
- けばけばしい