柴米油塩
読み方:さいべい ゆえん
意味
薪・米・油・塩という、日々の暮らしに欠かせない基本的な品物をいう。そこから転じて、生活を営むためのこまごました費用や家事・家計上の現実的な事柄を指す。
由来
中国・南宋末期、13世紀後半ごろに呉自牧が著した『夢粱録』に見える「柴米油塩醤醋茶(薪・米・油・塩・醤・酢・茶)」に由来する。毎日家を開いて暮らすうえで必要な品々を列挙した表現のうち、代表的な四品を取り出して四字熟語化したもの。
備考
「柴」は薪のこと。本来は「柴米油塩醤醋茶」として、薪・米・油・塩・みそ(醤)・酢・茶の七つを挙げる。日常生活の必需品や家計の苦労を語る際に用いる。
誤用・混同注意
- 「柴米油煙」と書くのは誤り。末字は食用の塩を表す「塩」。
- 「さいまいゆえん」ではなく、通常「さいべいゆえん」と読む。
例文
- 柴米油塩の値上がりが続き、家計への負担が大きくなっている。
- 理想を語ることも大切だが、柴米油塩に関わる現実的な問題も解決しなければならない。
- 子どもが生まれてからは、柴米油塩に追われる毎日だ。
分類
類義語
- 日用必需品
- 生活必需品
- 衣食住
対義語
- 奢侈贅沢
- ぜいたく品