有志竟成
読み方
ゆうし きょうせい意味
強い志を持ち、最後まであきらめずに努力すれば、物事はついには成し遂げられるということ。「志有る者は事ついに成る」と訓読され、目標達成には才能や環境だけでなく、固い決意と継続する力が大切だという教えを表す。由来
中国の歴史書『後漢書』耿弇伝に見える「有志者事竟成也」に由来する。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀前半ごろに編纂した書物で、後漢の光武帝が耿弇の功績をたたえて述べた言葉とされる。「竟」は「ついに・結局」の意。備考
日常会話ではやや硬く、訓話・座右の銘・スピーチなどで用いられやすい。中国古典由来の語で、「竟」は常用漢字外のため読み書きの難度が高い。例文
- 何度も不合格になったが、有志竟成を信じて勉強を続け、ついに志望校に合格した。
- 小さな町工場から世界に通用する製品を作り上げた社長の人生は、まさに有志竟成である。
- 研究が行き詰まっても、有志竟成の精神で仮説を見直し、実験を重ねた。
- 彼女は周囲に無理だと言われても夢を捨てず、有志竟成を胸に起業の準備を進めた。
- 長期のリハビリはつらかったが、有志竟成という言葉に励まされ、再び試合に出られるまで回復した。
類義語
- 志操堅固
- 初志貫徹
- 堅忍不抜
- 不撓不屈
- 精神一到
対義語
- 意志薄弱
- 優柔不断
- 三日坊主
- 中途半端