有形無形
読み方:ゆうけい むけい
意味
形として見えたり手で触れたりできるもの(有形)と、技術・信用・精神・情報などのように形をもたないもの(無形)の両方をいう。また、その両方を含むあらゆるもの、という意味でも用いる。
由来
「有形」と「無形」という対義語を並べて、形のあるものと形のないものの双方を表した四字熟語である。「有形」「無形」は古くから漢語として用いられてきた語だが、「有形無形」について、特定の中国古典・故事に基づく定説的な出典は明確ではない。日本語では近代以降、財産・支援・資産などを説明する語として広く定着した。
備考
「有形無形の支援」「有形無形の財産」のように、名詞を修飾して用いることが多い。「ありとあらゆる」の意味で使われる場合もあるが、通常は物質的なものと非物質的なものの両面を強調する。
例文
- 被災地には、有形無形の支援が全国から寄せられた。
- 企業の価値は、建物や設備などの有形資産だけでなく、ブランド力や技術力といった無形資産にもある。
- 恩師から受けた有形無形の教えが、今の私の仕事の基盤になっている。