星火燎原
読み方:せいか りょうげん
意味
小さな火種が野原一面を焼き尽くすように、初めはごく小さかった出来事・運動・勢力などが、しだいに広がって大きな力や影響力をもつようになること。特に社会運動や新しい考え方が急速に広まる場面でいう。
由来
中国古典の尚書(書経)「盤庚上」にある、野原で燃え広がる火をたとえた句「若火之燎于原、不可向邇(火が原野を焼くようになれば近寄れない)」に由来する。現行の「星火燎原」は「小さな火でも原野を焼き尽くしうる」という意味に整えた表現で、1930年(昭和5年)に毛沢東が用いた「星星之火、可以燎原」によって広く知られるようになった。
備考
文章語・演説語として用いられることが多い表現。革命・改革運動が広がる文脈で使われる場合があるが、一般に小さなきっかけが大きな影響へ発展することにも用いる。
例文
- 小さな地域の勉強会だった活動が、今では全国に支部をもつほどになり、まさに星火燎原の広がりを見せている。
- 一人の投稿をきっかけに共感の輪が広がった。星火燎原とはこのような現象をいうのだろう。
- 新技術への関心は当初わずかだったが、星火燎原の勢いで業界全体へ普及した。
分類
類義語
- 一粒万倍
- 塵も積もれば山となる
- 小事が大事
- 燎原之火
対義語
- 尻すぼみ
- 立ち消え
- 有名無実