星河一天
読み方:せいが いってん
意味
夜空に天の川(銀河)がかかっているさま、また、そのように壮大で美しい夜空をいう。「星河」は天の川、「一天」は空全体の意。主に文章語・詩的表現として用いられる。
由来
「星河」は、無数の星が川のように見えることから天の川を表す漢語であり、「一天」は一つながりの空、または空全体を意味する。この二語を結んで、天の川が空にかかる景を表した四字の雅語である。特定の中国古典の一節を典拠とする故事成語ではなく、正確な成立時期・成立年は不詳。
備考
「星河」は一般に「せいが」と読む。日常会話で用いることは少なく、詩歌・随筆・夜景の描写などで使われる雅語である。単に星が多いことではなく、天の川を中心とした空の景をいう。
誤用・混同注意
- 「せいかいってん」と読むのは一般的ではなく、標準的な読みは「せいがいってん」。
例文
- 夏の山頂では、街の灯りに遮られない星河一天の眺めを楽しめた。
- 旅人は、星河一天の夜空を仰ぎながら、しばらく言葉を失った。
- この絵は、静かな湖面の上に広がる星河一天の景を描いている。
類義語
- 天の川
- 銀河