明白無比
読み方
めいはく むひ意味
物事の内容・理由・証拠などがこの上なくはっきりしていて、疑ったり迷ったりする余地がまったくないこと。「無比」は「比べるものがないほど」の意で、明白さを強く表す。由来
特定の中国古典に基づく故事成語ではなく、「明白」(はっきりしていること)と「無比」(比べるものがないこと)という漢語を組み合わせた表現。成立年代・初出は未詳だが、近代以降の文章語・論説調の日本語で用いられるようになったと考えられる。備考
やや硬い文章語。日常会話では「明らかだ」「疑いようがない」の方が自然なことが多い。強調表現なので、断定的に響く点に注意。例文
- 彼がその場にいなかったことは、防犯カメラの記録から明白無比だ。
- この契約書を読めば、責任の所在が明白無比であることが分かる。
- 実験結果は明白無比で、従来の仮説は修正を迫られた。
- 彼女の発言の意図は明白無比なのに、周囲はあえて曖昧に扱った。
- 歴史資料を照合すると、その政策が失敗だったことは明白無比と言える。
類義語
- 明明白白
- 一目瞭然
- 明々白々
- 明白瞭然
- 疑う余地がない
対義語
- 曖昧模糊
- 有耶無耶
- 五里霧中
- 不明瞭
- 疑惑重重