旧雨新知
読み方
きゅうう しんち
意味
以前から親交のある友人・知人(旧雨)と、新たに知り合った友人・知人(新知)のこと。古くからの交友と新しい交友の双方をあわせていう、やや文章語的な表現。
由来
中国・唐代(8世紀)の詩人、杜甫(712~770)の文章「秋述」にある「旧、雨来、今、雨不来」という句に由来する。「旧雨」は、かつて雨の日にも訪ねて来てくれた親しい客、転じて古い友人を意味するようになった。これに「新知(新しく知り合った人)」を組み合わせて「旧雨新知」とした。正確な成立年は不明。
分類・構成
備考
「旧雨」の「雨」は天候そのものを指すのではなく、古くから親しく交わる友人のたとえ。日常会話よりも、あいさつ文・祝辞・文章語で用いられることが多い。
誤用・混同注意
- 「旧雨」の「雨」を天候の意味だけで解釈しない。ここでは古くからの親しい友人をいう。
- 「旧友新知」と書き換えられることがあるが、故事成語としての標準的な表記は「旧雨新知」。
例文
- 同窓会には、旧雨新知が集まり、会場は終始なごやかな雰囲気に包まれた。
- 個展の افتتاح式には、画家の旧雨新知が全国から駆けつけた。
- 海外赴任を終えるにあたり、現地で得た旧雨新知に感謝の手紙を送った。
類義語
- 旧雨今雨
- 旧交新知
- 旧友新知