検索

日用平生

読み方:にちよう へいぜい

意味

毎日の暮らしや、ふだんのありふれた行い・状態をいう語。「日用」は日々の用事や生活、「平生」は常日頃・ふだんの意で、特別ではない日常を表す。禅の文脈では、日々の何気ない生活そのものの中に修行や悟りの実践を見いだす意でも用いられる。

由来

中国禅の灯史である『景徳伝灯録』に見える語とされる。同書は北宋の景徳元年(1004年)ごろ、僧の道原が編纂した。日々の営みを表す「日用」と、ふだん・常日頃を表す「平生」を重ね、特別ではない日常の生活や振る舞いをいうようになった。

備考

現代語では「日常」「ふだん」とほぼ同義だが、やや硬い文章語・禅語的な響きがある。「平生」は「へいぜい」と読み、「へいせい」とは読まない。

補足

  • 「平生」を「へいせい」と読まない。正しくは「へいぜい」。
  • 「日常平生」と混同されることがあるが、「日用平生」は「日用」と「平生」から成る語である。

例文

  • 禅では、日用平生の振る舞いの中にも修行の機会があると考える。
  • 特別な場面での言葉より、日用平生の心遣いに人柄が表れる。
  • 日用平生から整理整頓を心がけていれば、急な来客にも慌てない。

分類

類義語

この四字熟語に使われている漢字