文治武功
読み方
ぶんじ ぶこう意味
文(学問・礼法・徳による政治)によって国を治めることと、武(軍事・武力)によって功績を立てること。政治と軍事の両面で優れた業績をあげること、またはそのような統治者の功績をいう。由来
中国の儒教経典『礼記』「祭法」にある「文王以文治、武王以武功、去民之災(文王は文によって治め、武王は武功によって民の災いを除いた)」に基づく。『礼記』は前漢時代(おおむね紀元前1世紀ごろ)に編纂されたとされるが、内容にはそれ以前から伝わる思想・伝承が含まれる。備考
主に君主・政治家・武将などの統治上の功績を評する、格調高く歴史的な語。「文武両道」が個人の学問と武芸の両方に優れる意味でも使われるのに対し、文治武功は政治と軍事の業績に重点がある。例文
- 新王は内政を整え、外敵を退けるという文治武功によって、国の基礎を築いた。
- その藩主は文治武功を兼ね備えた名君として、今なお地元で語り継がれている。
- 博物館では、戦乱を鎮めた武功と学問を奨励した文治武功を示す資料が展示されている。