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文房四宝

読み方

ぶんぼう しほう

意味

書斎で文章を書いたり書画を制作したりするために欠かせない、筆・墨・硯・紙の四つの道具をいう。中国の伝統的な文人文化において、特に大切で価値あるものとして「四つの宝」にたとえた呼び名である。

由来

中国で、書斎・書物を扱う場所を意味する「文房」と、貴重な品を意味する「四宝」が結び付いた語である。南北朝時代(5~6世紀)頃から文房具を尊ぶ文化的背景があり、宋代(10~13世紀)以後には、筆・墨・紙・硯を指す名称として定着した。南唐(10世紀)には名筆・名墨・名紙・名硯が珍重され、文房四宝の観念の発展に影響したとされる。

分類・構成

備考

主に書道・水墨画・漢文学などの文脈で用いる語。「文房具」一般を指すのではなく、伝統的には筆・墨・硯・紙の四品を指す。日本語ではことわざというより、書画用具の総称として使われる。

例文

  • 書道を始めるにあたり、まず文房四宝である筆、墨、硯、紙をそろえた。
  • 博物館では、唐宋時代の文房四宝を通して、当時の文人文化を紹介している。
  • 祖父は文房四宝を大切に手入れし、毎朝、硯で墨をすって手紙を書いていた。

類義語

  • 筆墨硯紙
  • 筆墨紙硯

この四字熟語に使われている漢字