敬業楽群
読み方:けいぎょう らくぐん
意味
学問や自分の仕事を敬い、真剣に励むとともに、仲間との交わりを楽しみ、協調して過ごすこと。学業・職務への誠実さと、集団の中で人間関係を円満に築く姿勢を表す。
由来
中国の儒教経典『礼記』の「学記」に見える語。「三年視敬業楽群(3年後には、学業を敬い、仲間との交わりを楽しんでいるかを見る)」という、学習者の成長を判断する基準の一つに由来する。『礼記』は前漢から後漢にかけて(おおむね紀元前1世紀~紀元後1世紀頃)に編集・成立したとされる。
備考
主に教育・修養の文脈で用いられる硬い表現。単に「仕事熱心で社交的」という意味に限らず、学問や職務を尊重し、仲間と調和する徳目をいう。日常会話での使用頻度は高くない。
別表記
- 敬業樂群
誤用・混同注意
- 「敬業楽郡」と書くのは誤り(正しくは「敬業楽群」)。
例文
- 彼は研究に真摯に取り組む一方で後輩の相談にも乗る、まさに敬業楽群の人だ。
- 学校教育では、知識を身につけるだけでなく、敬業楽群の精神を育てることも大切である。
- 新入社員には、担当業務を深く学び、同僚と協力する敬業楽群の姿勢が求められる。
分類
類義語
- 切磋琢磨
- 勤学好問