政簡刑清
読み方
せいかん けいせい意味
政治・行政の仕組みが簡素で無駄がなく、刑罰や司法の運用が清明・公正であること。役人の恣意的な処罰や煩雑な手続きが少ない、よい政治・善政をいう。由来
中国の正史『晋書』に見える漢文表現に由来するとされる。「政」は政治、「簡」は煩雑でないこと、「刑」は刑罰・司法、「清」は清明で公正なことを表す。東晋時代(4〜5世紀)の地方統治を評する文脈に由来し、『晋書』自体は唐代の貞観22年(648年)ごろに編纂された。備考
主に政治・行政を論じる文章や漢文調の文脈で用いる硬い表現。単に刑罰を軽くする意味ではなく、行政の簡素さと司法・処罰の公正さを併せていう。例文
- 新任の知事は、無用な手続きを廃し、政簡刑清を目指す改革を始めた。
- 史書は、その地方が政簡刑清であり、民が安心して暮らせたと伝えている。
- 権力の恣意を抑え、政簡刑清の行政を実現するには、透明な制度が欠かせない。
類義語
- 政清訟理
- 刑措不用
- 吏治清明
対義語
- 苛政猛虎
- 暴政苛刑