放歌高吟
読み方:ほうか こうぎん
意味
思うままに大声で歌い、詩歌などを高らかに吟じること。「放歌」は遠慮なく声を放って歌うこと、「高吟」は詩歌を高い声で吟ずることをいう。自由で晴れやかな気分を表す、やや文語的な表現。
由来
「放歌(声を放って歌う)」と「高吟(高らかに詩歌を吟ずる)」という漢語を重ねた四字熟語である。中国の詩文で古くから用いられた語義に基づくが、「放歌高吟」というまとまった形の成立時期や、唯一の典拠となる古典は明確ではない。日本では漢文調・文語的な表現として定着している。
備考
日常会話ではあまり使わず、文章語・雅語的な表現である。単に「大声で騒ぐ」ことではなく、歌や詩をのびのびと声に出す情景に用いる。住宅地や夜間など、実際の行為には周囲への配慮が必要である。
補足
- 「放歌高詠」と書くのは一般的な表記ではない。正しくは「放歌高吟」。
- 類義語の「高歌放吟」と語順を混同しない。
例文
- 登山の成功を喜び、仲間たちは山頂で放歌高吟した。
- 若い詩人は春の川辺を歩きながら、放歌高吟して創作意欲を高めた。
- 祝宴は、参加者が放歌高吟するほどの賑わいを見せた。