挙措進退
読み方:きょそ しんたい
意味
人の立ち居振る舞い、行動のしかた全般をいう。手を上げるなどの一つ一つの動作である「挙措」と、進んだり退いたりする身のこなしである「進退」を重ね、日常におけるあらゆる所作・ふるまいを表す。
由来
中国の政治・思想書『管子』に見える表現に基づくとされる。「挙措」は動作・処置・ふるまい、「進退」は進むことと退くこと、転じて身の処し方をいう。両語を合わせて、人の行動や立ち居振る舞い全般を表すようになった。『管子』は戦国時代(紀元前4〜3世紀ごろ)を中心に、前漢期までに編纂されたとされる。
備考
主に文章語・硬い表現として用いる。人の所作全般を指す中立的な語であり、単に「進むか退くか」という判断だけを意味する語ではない。
別表記
- 擧措進退
補足
- 「挙措」は「きょし」ではなく「きょそ」と読む。
- 「進退挙止」と混同されることがあるが、通常は「挙措進退」とする。
例文
- 面接では、受け答えだけでなく挙措進退にも気を配る必要がある。
- 彼女は挙措進退に品位があり、初対面の人にも好印象を与えた。
- 公人は挙措進退まで注目される立場にある。
分類
類義語
- 一挙一動
- 進退挙止
- 立ち居振る舞い
- 挙止動作