披星戴月
読み方
ひせい たいげつ
意味
星の光を身にまとい、月を頭上にいただく意から、夜明け前から夜遅くまで休まずに働くこと、または昼夜を問わず苦労して旅を続けることをいう。勤勉さや仕事・旅の厳しさを表す。
由来
中国・元代(13~14世紀)の作者不詳の雑劇『冤家債主』第一折にある「披星戴月、早起晩眠」に由来するとされる。星を身にまとい(披星)、月を頭上にいただく(戴月)ほど、早朝から深夜まで活動する様子を表現した語である。
分類・構成
備考
現代日本語では日常会話よりも、文章語・四字熟語として用いられることが多い。単に夜更かしをする意味ではなく、仕事や旅に励む苦労・勤勉さを伴っていう。
誤用・混同注意
- 「被星戴月」は誤りで、正しくは「披星戴月」。「披」は身にまとう、「戴」は頭上にいただく意。
例文
- 農繁期の父は、披星戴月の思いで畑を耕し続けた。
- 開発チームは納期に間に合わせるため、披星戴月で作業に取り組んだ。
- 昔の旅人は、披星戴月、険しい山道を越えて目的地へ向かった。
類義語
- 早出晩帰
- 夙興夜寝
- 晨興夜寐
対義語
- 安逸無為
- 遊手好閑