懶懶攤攤
読み方:らんらん たんたん
意味
怠けて気力がなく、だらだらと締まりなく過ごしているさま。何かをする意欲に乏しく、体を投げ出したように無精である様子をいう。一般に否定的な評価を伴う。
由来
中国・南宋の朱熹(1130〜1200)の講義・問答を弟子らが編纂した『朱子語類』に見える語とされる。『朱子語類』は朱熹没後の13世紀前半ごろに成立した。「懶懶」は怠けたさま、「攤攤」はだらりと力なくしているさまを表し、重ねて無精で締まりのない状態を強調する。
備考
非常にまれな漢文調・文章語であり、日常会話ではほとんど用いない。他人の態度に使うと、怠惰であるという批判的な響きを帯びやすい。
誤用・混同注意
- 「攤攤」を「坦坦」と書かない。「坦坦」は平らであることや淡々とした状態を表す別語である。
- 「懶懶散散」と混同しやすいが、字形・構成の異なる別の四字熟語として扱う。
例文
- 休日の午後を懶懶攤攤と過ごしていては、予定していた仕事が片づかない。
- 彼は試験が終わると、数日は懶懶攤攤として部屋で休んでいた。
- 作者は、主人公が懶懶攤攤と寝そべる姿によって、その無気力さを描いた。
分類
類義語
- 懶懶散散
- 怠惰
- 無気力
- のらりくらり
対義語
- 勤勉
- 精励
- 刻苦勉励