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感恩戴徳

読み方

かんおん たいとく

意味

人から受けた恩恵や徳をありがたく感じ、心から感謝すること。「感恩」は恩を感じること、「戴徳」は相手の徳をうやうやしく受け、その恩に感謝することをいう。

由来

中国の歴史書『三国志』呉書(呉志)・駱統伝に見える「感恩戴義、懐徳抱功(恩に感じて義をいただき、徳を懐いて功を抱く)」という表現に基づくとされる。『三国志』は西晋の陳寿が3世紀後半から280年代ごろに編んだ歴史書で、後に「感恩戴徳」の形で定着した。

分類・構成

備考

日常会話よりも、式辞・あいさつ・文章などで用いられる改まった語。単に「ありがとう」と言うより、受けた恩を深く敬い感謝する気持ちを強く表す。

誤用・混同注意

  • 「感恩大徳」と書くのは誤り。正しくは「感恩戴徳」で、「戴」は敬っていただく意。
  • 「戴德」は旧字体を用いた表記であり、現代日本語の新字体では通常「感恩戴徳」と書く。

例文

  • 受賞のあいさつで、彼は恩師の長年の指導に対する感恩戴徳の思いを述べた。
  • 被災地の住民は、支援を続けたボランティアに感恩戴徳し、感謝状を贈った。
  • 先人たちの尽力への感恩戴徳を忘れず、受け継いだ文化を次世代へ伝えたい。

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字