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愛語摂取

読み方:あいご しょうじゅ

意味

慈しみや思いやりのある言葉をかけて相手の心を受け入れ、仏道や善い行いへ導くこと。転じて、相手を威圧したり責めたりせず、温かい言葉によって心を通わせ、導く態度をいう。

由来

仏教語。人々を仏法へ導き、救済するための実践である「四摂法(布施・愛語・利行・同事)」に基づく。「愛語」は相手を慈しむ言葉、「摂取」は受け入れて導くことを表す。四摂法は古代インド仏教に由来し、中国訳仏典を経て日本へ伝来したが、「愛語摂取」という四字の定着時期は特定できない。

備考

主に仏教・倫理の文脈で用いられる語で、日常会話ではまれ。「愛語」は恋愛的な甘い言葉ではなく、慈悲と思いやりに基づく言葉を指す。

別表記

  • 愛語攝取

誤用・混同注意

  • 「愛語接取」と書くのは誤り。正しくは「愛語摂取」。
  • 「摂取」を一般的な読みの「せっしゅ」と読まず、この仏教語では「しょうじゅ」と読む。

例文

  • 部下の失敗を責めるだけでなく、愛語摂取の心で次に生かせる助言をした。
  • 住職は、地域の人々に寄り添う愛語摂取の実践が大切だと説いた。
  • 難しい意見を伝えるときこそ、相手を尊重する愛語摂取の姿勢を忘れてはならない。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字