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愛屋及烏

読み方

あいおく きゅうう

意味

ある人を深く愛するあまり、その人に関係する物事や周囲の人まで愛しく思うこと。好意が本人だけでなく、その人の家・家族・友人・故郷などへも及ぶことをいう。場合によっては、好きな人に関係するものを無批判に好むという含みもある。

由来

中国の古典「尚書大伝」にある「人を愛する者は、その屋上の烏をも兼ねて愛する」という趣旨の文に基づく。愛する人の家の屋根にとまる烏にまで愛情が及ぶ、というたとえを四字に縮めた語である。「尚書大伝」は前漢期(紀元前2世紀ごろ)に伝えられたとされる。

分類・構成

備考

肯定的には深い愛情の広がりを表すが、文脈によっては、特定の人物への好意のために周囲を無批判に評価することを批判的にいう場合もある。

例文

  • 彼女を慕う彼は、愛屋及烏の思いで、彼女の故郷や家族にも親しみを感じている。
  • 恩師への敬愛が愛屋及烏となり、先生が勧める本や音楽まで好きになった。
  • 子どもを溺愛するあまり、親が愛屋及烏でその友人たちまで特別扱いするのは考えものだ。

類義語

  • 屋烏の愛
  • 偏愛

対義語

  • 憎屋及烏

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