愚問愚答
読み方:ぐもん ぐとう
意味
愚かな質問と、それに対する愚かな答えのこと。質問・回答の双方に価値や的確さがなく、不毛なやり取りであることをいう。自嘲的・批判的、またはユーモラスに用いられる。
由来
中国古典や仏典に典拠をもつ故事成語ではなく、「愚問」と「愚答」を対にして作られた近代以降の四字表現とみられる。成立した正確な年代や最初の用例は不詳である。
備考
相手の質問や回答を「愚か」と評価する強い語感があるため、目上の人や公的な場で他者に直接用いるのは避ける。自分たちのやり取りを自嘲的にいう用法なら比較的使いやすい。
誤用・混同注意
- 「愚問」を単なる謙譲表現と誤解しない。一般に、愚かな質問・答える価値のない質問という否定的な意味であり、相手に対して使うと失礼になり得る。
例文
- 根拠のない仮定を重ねた会議は、結局、愚問愚答に終わった。
- 司会者は「このままでは愚問愚答になりそうです」と言って、話題を切り替えた。
- 相手をやり込めるためだけの質問は避け、愚問愚答ではなく建設的な対話を目指したい。
分類
類義語
- 珍問奇答
- 奇問奇答
対義語
- 名問名答
- 良問良答