検索

急転直下

読み方:きゅうてん ちょっか

意味

物事の情勢や成り行きが、急に大きく変化し、短時間のうちに決着・解決などへ向かうこと。「直下」はまっすぐ下へ落ちる意だが、実際には悪い方向への変化だけを指すのではなく、事態が急展開することをいう。

由来

特定の中国古典に典拠をもつ故事成語ではなく、「急に方向を変える」という「急転」と、「まっすぐ下へ落ちる」という「直下」を結び付けた近代以降の日本語表現である。厳密な初出年・成立時期は明確ではないが、主に事態の急な展開や決着を表す語として定着した。

備考

ニュースやビジネスの交渉、事件など、情勢の変化を述べる場面で多く用いる。「悪化した」という意味に限らず、急な進展や決着にも使う。

別表記

  • 急轉直下

補足

  • 「急転直下」を単に「悪い方向へ急に変わる」意味に限定するのは不正確で、急な展開や決着にも用いる。
  • 「急展直下」と書くのは誤り。正しくは「急転直下」。

例文

  • 長引いていた労使交渉は、新たな提案を機に急転直下、妥結へと向かった。
  • 有力な証言が得られたことで事件は急転直下し、数日後には解決した。
  • 選挙戦は終盤の報道を受けて急転直下、各陣営の情勢が大きく変わった。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字