忙中有閑
読み方:ぼうちゅう ゆうかん
意味
忙しい最中にも、わずかな暇や心を休めるゆとりがあること。また、多忙な日々の中で少しの暇を見つけることをいう。
由来
「忙中」は忙しい最中、「有閑」は暇があることを表す漢文調の語である。日本では「忙中閑あり」という言い回しとともに用いられ、四字熟語として定着した。特定の中国古典における定型句としての確かな典拠や、成立した正確な年代は未詳である。
備考
多忙な状況の合間にある、わずかな暇を表すやや文章語的な表現。「忙中閑あり」ともいう。暇を持て余している、という意味ではない。
補足
- 「忙中有間」と書くことがあるが、一般的な表記は「忙中有閑」。
- 「暇を持て余している」という意味ではなく、忙しい合間にわずかな暇があることを表す。
例文
- 年度末の彼にも、昼休みに本を読むという忙中有閑のひとときがある。
- 多忙な出張日程だったが、移動中に景色を眺める時間を得て、まさに忙中有閑だった。
- 彼女は忙中有閑を大切にし、仕事と育児の合間に短い散歩をしている。
分類
類義語
- 忙中閑あり
- 忙裏偸閑
対義語
- 多事多端
- 多忙多端