彫文刻鏤
読み方:ちょうぶん こくろう
意味
文章を飾り立てること。
由来
中国の思想書『荀子』の「富国」篇に見える語。戦国時代末期、紀元前3世紀ごろに荀子が著したとされる。同篇の「彫文刻鏤、周流天下、無不通也(文様を彫り刻んだ品々は天下を巡り、通じない所はない)」という記述に基づく。「彫文」は文様を彫ること、「刻鏤」は細かく刻み彫ることを表す。
備考
日常会話ではあまり用いない、漢文由来の硬い表現。文章に技巧を凝らして華やかに表現することをいう。
補足
- 「鏤」を「楼」と書くのは誤り。
- 「彫文刻楼」は誤りで、正しくは「彫文刻鏤」。
例文
- 彫文刻鏤に心を砕くあまり、文章の内容がおろそかになっている。
- 彼は彫文刻鏤に力を注ぎ、華麗な表現を重ねた文章を書き上げた。
分類
類義語
- 精巧緻密
- 精緻巧妙