検索

幽寂閑雅

読み方:ゆうじゃく かんが

意味

人けが少なくひっそりとしていて、静かで落ち着いた、上品な趣があること。主に、寺院・庭園・山里・書斎などの静かな景観や雰囲気を形容する。単なる寂しさではなく、静けさの中に洗練された美しさが感じられることをいう。

由来

「幽寂(奥深くひっそりと静かなこと)」と「閑雅(静かで上品・風雅なこと)」を重ねた四字熟語である。特定の中国古典に由来する故事成語としての典拠や成立年代は明確ではない。漢語的な語を組み合わせ、日本語では主に文語的・鑑賞的な表現として用いられてきた。

備考

日常会話よりも、庭園・建築・美術・紀行文などで用いられる文語的な表現。「幽寂」は寂しいというより、奥深く静かな状態を表す。

例文

  • 苔むした石段の先にある古寺は、幽寂閑雅な雰囲気に包まれていた。
  • この庭園は、派手な装飾を避けた幽寂閑雅の美を大切にしている。
  • 山里の宿で過ごす夕暮れには、都会では得がたい幽寂閑雅の趣があった。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字