寿山福海
読み方
じゅざん ふくかい
意味
寿命が山のように長く、幸福が海のように広く深いこと。人の長寿と豊かな幸福を祝福し、願う言葉である。「寿山」は長寿を山に、「福海」は幸福を海にたとえた表現。
由来
「寿」を山、「福」を海にたとえ、長寿と多福を願う中国由来の祝賀表現である。中国の祝寿・賀寿の文脈で用いられてきた漢語が日本にも伝わったものとされるが、成立した正確な年代や初出を特定できる典拠は明らかではない。
分類・構成
備考
祝辞、賀寿、書画の揮毫などで使われる雅語である。日常会話で単独に使うことは少なく、「寿山福海を祈る」のように、長寿と多幸を願う文脈で用いる。
誤用・混同注意
- 「じゅさんふくかい」ではなく、標準的な読みは「じゅざんふくかい」。
- 「福如東海・寿比南山」と意味は近いが、それらを「寿山福海」の別表記として扱うのは誤り。
例文
- 米寿を迎えた祖父に、寿山福海を願う寄せ書きを贈った。
- 祝辞の結びとして、ご夫妻の寿山福海を心より祈念いたします。
- 床の間には、寿山福海と揮毫された掛け軸が飾られていた。
類義語
- 福寿無量
- 福寿円満
- 長命富貴
対義語
- 短命薄幸